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象牙色の姿態が途轍もなく端正で、ベッドに堕ちた天使みたいなのに、凄艶なのはむしろ深淵の魔物。無垢な笑顔と見詰め合っていたら骨抜きにされる。 |
相手が楽しそうだから、向き合っておっぱいを揉んだりしていても照れなくて済む。 流体めいた柔かさと弾むような肌の張りに意識を侵される。放してみて、仰向けでも高さを維持するのに感嘆する。揺れ方が誘ってるとしか思えなくて、すぐにまた撫でる。まるで禁断症状みたいで、触れるほど溺れると知りながら、やめられやしない。 顔を寄せたら、少しつぶれて受け止めてくれる。頭を振り動かして羽二重餅を味わいながら、桃色の粒を口で捕らえた。手で愛撫するんじゃ攻めてる俺の方が遥かに快楽にやられてしまうけど、ここを舌で襲うのは接戦ぐらいにはなる。 「気持ち良い?」 隠さずに嬌声を上げているから判ってるけど、訊く。あっけらかんと肯定されるものの、まだ笑っているのが主だ。これを喘ぎに変えさせないと始まらない。 どろどろに唾液を垂らして、先っぽを指で弄り倒す。張り詰めた肌が濡れて更に艶めく。もう一方の胸も掴んで真ん中に喰らい付くと、どうしても甘く思えて食欲めいた衝動に駆られ、鼻をくすぐる香りに男が滾る。陶然とする。掌も指も張り付いて離れない。 手で捕獲した左右それぞれを噛み付くように交互に愛していると、やがて笑顔が官能に融けて行った。 |
可愛らしい乳首に交互に何度もキスしていたら、小さく身じろぎだす。手を当てて胸のラインを緩やかになぞると、細いなりにもぷにぷにしてた。陽だまりを思わせる温い体は、ミルクみたいな優しい匂いがした。 清らかな裸身に初めこそ感じた背徳も、眺めているうちに消えていた。こんなこと想像もしなかった。 少し突き出して来たけど硬いって程にはならない桜色を転がしながら、話しかける。 「気持ち良い?」 じっと俺の方を見て口を開かず、まだ良く判らないって感じで不思議そうにしてる。でも、ちょっとづつ反応はしているから、続ける。 赤ちゃんみたいな肌に頬を擦り付けたら、頭に手を載せて来て、胸に抱かれる格好。俯いて舌を出し、塗り潰すつもりで辿って行く。ほのかに口に残る汗の味が愛しく思えてしまい、変な気分だ。 両手の指先を胸に這わせたら身悶えたけど、くすぐったかったらしくて、ちょっと怒っている。ごまかそうと乳首に吸い付く。今度はしっかり隆起しているのが判って、ねぶり回す。ある瞬間耳にした今までと違う声に応じて舌の動きを再現すると、はっきり呼吸が荒れて行く。やっと気持ち良くなってくれたみたい。 まだ訝しげながら、女の顔になってた。 |
まろやかさは、ほとんど罪だ。ぬめる白い肌は手に馴染んで、癒着したみたいに存在が感じられない。乳房の中に指を突っ込んでいる錯覚がして、違うと確かめたくて離したり触れたりを繰り返す。 間違いなく夢のように柔らかなのに意識に登らず、ただ快感が指先から駆け抜けて背筋を通り、頭を白くさせる。男に血を集める。 てっぺんの突起が肉色で、ここだけ存在感がある。膨らみを撫で回しながら指を次々とひっかけてやると、次第に抵抗が大きくなってくる。摩擦が違うだけだったのに、すっかり山が高くなった。美味しそう、なんて思って口を付け、食感にまた血を熱くする。かすかながら香る女の匂いに酔わされる。 余裕の表情を見せているけど、当惑も重なっている。唾で濡らした乳首を小刻みに転がしながら、声をかけた。 「気持ち良い?」 瞬間に浮かんだのは驚き。次は、大きくなった戸惑いと羞恥だ。快感を恥ずかしがる様子が変にそそった。再び胸の先っぽに接吻する。 髪を掻き乱してくるのは抵抗のポーズか。桃色に染まり熱くなった体を起こしてしまおうとするのを、あたう限り優しく押さえ込んで、楽しむ言い訳をあげる。もっと快感に浸って欲しくて、しつこく乳首を吸った。 |
媚態に心に奪われながら、罪悪に思えて躊躇う。頬に添えられた指に勇気を得て、目が釘付けなのには違いなかったバストに手を伸ばす。密かに気合いを入れると両手で同時に掴んだ。 ぐにゅ、って感触に吼える下半身を抑えながら、揉みしだく。子ウサギでも捕らえているみたいな躍動感に、つい力が入ってしまう。緩めて逃がさないようにって夢中で弄んだ。 また顔を撫でられて少し落ち着き、猛烈に恥ずかしくなった。名残はたっぷりと惜しみながらも胸を放そうとすると、それぞれ手を重ねて来て捕まる。格好の言い訳を幸いと、再び手応えを堪能する。熱い滑らかな肌の上に滑らせて、乳首のあたりを指の輪に入れる。真ん中は少し尖りかけてる。 束の間だけ動かずにいて、いきなり摘む。強すぎたかと不安で、短く上がった声が痛みなのか快感なのか判断出来なかったから、尋ねた。 「気持ち良い?」 言葉は無かったけど、ウインクしてくれる。 猛る下腹部をなだめつつ、もっと胸を楽しもうと顔を寄せて、名残ほどの香水に気付く。芳香に鼻腔を満たしながら、突き出た所を唾液に塗れさせる。 吸う。甘噛みする。挟んで揺らす。舌を使う。 また忘我していたら、今度は首筋を擽られた。 |
本人はそんなこと気にしたことがないみたい。でも、露わになった二つの白銀の丘は存分に魅惑的だ。惹き寄せられて手を伸ばし、覆う。瑞々しくて、そのせいか少し冷たく感じられる。指の沈むような柔肌の下に、たおやかながらも弾性の強い肉の塊があるのを、緩やかに力を込めた手で実感した。 こっちは興奮しているのに何の反応も無いのは、緊張しているせいだと表情から判った。ほぐしてやろうと名前を呼び、手を腋に滑らせて小さく蠢かせる。。 暴れて吼えられた。でも、少しリラックスはしてくれたようだから、改めて愛撫を始める。広げた指の間に覗く変形された乳房は、少し赤みが増していた。隆起しかけている乳首を右手の親指と中指で摘み、人差し指の腹で弄ぶと、痙攣するように全身を揺らした。すかさず左手も同じように使ったら、もう一度痙攣する。こりこりと硬くなってくるのを楽しみ、先端を擽っては反応を眺める。 「気持ち良い?」 訊いてみたら、一息に紅潮した。全身の肌まで赤く染まって行く。火照っているくせに潤いが増したみたいだ。 顔を近づけると、甘く爽やかな匂いのする気がした。乳首を口に含んだら、また痙攣する。 何か言っているけど、聞いてあげない。 |
男の体とはこうも違うのか、なんて思わされる姿態。プロポーションに自信を持つような子じゃないけど、繊細なラインも優美な曲面も俺の目には眩しいばかりだ。 |
掌に伝わる柔らかな肌に酔わされる。ちょっと揉むだけで甘い声を発するから、丹念に撫でつけて可愛がる。中心のボタンを指に挟んで繰り返し摘み上げつつ、まともには刺激してやらない。 手をどけると、白い胸に薄赤く愛撫の跡がまだらで、かすかに青く静脈が縫っている。その青い道筋に唇を落とし、辿る。不可抗力なのだけど、とっくにツンと自己主張している乳首を丁度避けて通るラインだから、結果として意地悪する格好。いや、不本意だ、まったく。 手を胸に戻してぴったりと触れ、人差し指の腹でスイッチを押すみたいにリズム良く尖塔を叩く。それだけで、半ば仰け反るように喘いだ。 「気持ち良い?」 囁いた途端、息を止めて顔を横向ける。でも、攻め方を指で転がすのに替えたら、観念したように数度頷いた。開き直って次を求めてくるから、今度はすぐに叶えてあげた。 乳首に唾液を落とし、そっちは指に任せて反対側のにキスする。唇で挟んで舌で蹂躙する。シーツを握っていた手が背中に回って食い込んでくるけど我慢して、執拗に休み無く舐め続け、摘んでは転がすのを重ねた。 身も世も無く啼いて、これだけで逝きかかっている。赤みの差した体に汗が浮いて、淫蕩に香った。 |