別れの前に(round 3)


 

 いつまでも肌を触れ合わせていたら、くっついて離れなくなりそうな気がして、私は起き上がった。志貴に背中を向けて座り、ずれ落ちているソックスを元に戻して、衣服を探す。今身に付けているのはエーテライトを納めたブレスレットとソックスのみ。直したせいでソックスだけが調っていて、他の部分は全部肌を晒しているのだから、随分と間抜けな格好だ。
 吸血鬼にとって最も致命的なのは夜明けの陽光だとする伝承は各地にあるのだが。
 ……いや、何とも無いけど、早く服を着よう。
 お尻を上げて散らかっている衣類に手を伸ばそうとした途端、何か気配を感じて振り向いた。
 少しだけ体を起こした志貴が私の方を見ていた。視線の位置が低く、多分お尻の辺りに向いている。何も志貴が寝ているわけでも何でもないのは判っていたはずなのに、見られていたのを意識すると羞恥と怒りで熱くなる。
「志貴!」
 さっきまで散々に弄ばれた体なのだから、まったくもって今更なのだが、慌てて胸元を手で覆いながら牽制に声を発した。しかし、逆に挑発してしまったらしく、弾けるように飛びついて来て私は後から抱き締められてしまった。
「何をするんです、志貴!」
 抗議しながらも、そんなことは明らかだ。
「あっ 」
 ふっと耳に息を掛けられただけで力が抜けてしまう。
 駄目、もう充分。逃れようとしたのだが、両手首とも掴まれている上に体にも脚で絡みつかれた。
「まだ足りないの? シオン」
「それは貴方でしょう!」
「ふーん、判ってるんだ」
「何を」
 華奢な腕からその腕力は到底想像できない。振り払おうとしてもまったく無駄だった。
「志貴!」
 と、不意に志貴が動きを止める。右手のブレスレットに指をかけて、注視している。
「これ、エーテライトが入ってるんだよね」
「……そうですが、どうかしましたか?」
 どういうつもりか良く判らないが、違うことに気を向けてくれたらしいから、利用する。
「いや、そんな目にも見えないような繊維をどうやって扱うのかなとか思って。それに、武器にもしてたけど、どんな強さなんだろうとか」
「霊子ハッキング用と戦闘用のエーテライトは別のものです。ほら、こちらは見えるでしょう?」
 手を放してもらい、ブレスレットから一本抜き出す。私でなければ武器にはならないが、直径数ミリはあるから単なる丈夫な紐としては誰にでも扱えるだろう。
「へえ。ちょっと見せてくれないかな」
 普通なら絶対手放すようなことはしないのだが、逃げるために餌を与えるつもりで渡した。いや、それ以上に、志貴なら信用しても良いと思ったのだ。
 ……なのに、志貴は私を裏切った。
 いきなり志貴は私の両手を上に上げさせ、エーテライトを巻き付ける。
「何をするんです!」
 悪戯っぽい、だけど殺気に近い怖い気配を伴う笑いを浮かべたまま、志貴は私の両腕を頭の上で完全に固定してしまった。それから更に、胸から胴の辺りにかけてぐるぐると絡ませてくる。
「やめなさい!」
 思わず、まだ自由な脚で頭を蹴ってやろうとしたのだけど、これは考えが浅かった。あっさりと捕まり、こっちにまでエーテライトを掛けられて片脚だけ高く上げたあられもない格好に固定されてしまう。
 ああ、まったく冷静さを失っている。もっとも、この状況で冷静でいられるなんてのは、錬金術師としては優秀でも女として間違っている気はするが。
「志貴……?」
 体に、中でも胸の辺りに出鱈目にエーテライトを食い込まされ、仰向けに横たえられた。志貴は相変わらずニヤニヤしながらこちらを眺めている。
「なんの積りですか!」
「いや、シオンは意地っ張りだからこれぐらいした方が受け入れやすいだろうと思ってね」
「そんなこと、人のせいにしないで下さい!」
「ん、そんなことって、何?」
 それは……そんなに元気なものを見せつけながら何を言うのです。
「さっき後から見ててこれが気になってたんだ」
 優しい口調に戻って、志貴は私の髪を手にする。三つ編みの束をゆっくり辿って先端付近を握り、毛先を撫でている。
「何ですか」
 顔を近づけて来たかと思うと、キスされた。こんな状態でされても嬉しくない。なのに、触れあう唇と舌の快感に変わりは無かった。縛り付けて自由を奪われていることなど忘れて酔いかけた途端、耳に奇妙な感触を受ける。息をかけられたのに少し似た、だけどもっと くすぐったいような繊細だが強烈な刺激。
 っと、気付く。髪だ。
 深いキスを続けながら、志貴は私の筆のように纏まった髪の先端部分を使って耳を擽りつづける。私は極端に耳が弱いらしくて、まるで体の中身が融けて耳の穴から流れ出て行きそうなほど感じてしまう。
「ああぁっ、駄目っ!」
 その後、髪攻撃の対象は首筋に移ったけど、今度は口が移動して耳責めからははまだ許して貰えない。
「またこんなに感じてるなんてシオンもタフだね」
「それは……あふっ」
 志貴でしょう、と言いかけた時に反対側の耳に髪を入れられた。
「ほんとにえっちだな、シオン」
 逃げ場の無い快楽に悶える。さっき流れ出た体の中身の変わりに別のものが入り込んでくるような妄想を抱く。志貴の揶揄に反論したいと思いながら、まともに言葉を出す余裕が無かった。


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 ああ、お願いだからもう耳は許して。
 せめて、両方同時に責めるのだけは。
 だけど、すっかり中身が入れ替わって、抵抗する意志もなくしてしまうまで甘く優しくも情け容赦無い愛撫は続いた。
 ようやく髪の方だけ耳を離れ、首筋を下って鎖骨にしばらく留まり、腋の下に至る。くすぐったいのだけど縛られた腕は下ろせない。口付けと耳への愛撫を交互に繰り返しながら、志貴は髪を筆にして脇腹を撫で続ける。
「んふっ。あは、あふっ。くふふふふっ」
 初めのうち、耳と唇の快感と脇腹のくすぐったさの間で行き来していた。耐えられないほどくすぐったい訳ではなく、かといってそれを無視して我を忘れるほどの快感でもなかったのだ。結果、どっちつかずのところで喘ぎつづけることになる。
 活性化しない限り細さと強さのわりには柔らかいので大した事は無いのだが、変に身を捩ると巻き付けられたエーテライトが食い込んで痛い。我慢して動かないようにせざるを得ず、心理的にも逃げ道が無い。左右の腋の下を不規則に移動するから慣れて来ない。
「あぁ……あんっ。ふぁあ……んっんっあふぁっ」
 ふと気が付いたら、私は甘い声ばかり発していた。恥じらいもなく悶えながら、僅かに冷静な部分が変化を察知する。つまるところ、さっきまでくすぐったいばかりだった髪の束の感触がはっきりと快感に変わっていた。
 志貴は顎から真っ直ぐ下に向かって舐め下ろして行く。胸の谷間に顔を埋めて、ぎりぎり触れるように両手で膨らみを撫でまわす。下の裾野のあたりに大きく開いた口を付け、息を吸いながら舌を使う。また私の髪を手にして、反対側の丘をさわさわと刷くように撫でていく。回路の接続を変えられてしまったみたいで、もう気持ち良いとしか感じない。
 螺旋を描いて唇と筆がそれぞれに登って行く。はしたなく先端への刺激を期待してしまい、焦らされて啼く。何度も上り下りするくせに、一度も中心には触れてくれない。
「意地悪。ほんとに毎度毎度……」
 ほんの少しだけ髪を摘んで乳輪だけ擽ったり、同じように突起には触れずにまわりだけ舐めたりといったことを延々繰り返してくる。時折、髪の一本二本だけ乳首を掠めて、それだけであまりの気持ち良さに仰け反るほど敏感になっていた。
「意地悪って、俺何かした?」
 しゃあしゃあとそんなことを言う。この状態でまともに愛撫されたらどうなってしまうのか、恐ろしく思いながらもこれ以上は堪えられない。
「どうして欲しいのか言ってくれれば、するよ?」
「お判りでしょう! ……ホントに意地悪」
「ん、なんだ、意地悪して欲しいの?」
「違う! 調子に乗るのもいい加減にしなさい、人を縛り付けて無理矢理体を弄繰り回して……ひゃああぁんっ!」
 言い終らないうちに不意打ちで乳首を責められて、大声を出してしまった。吸い付いて歯で挟んで舌先で転がして。反対側は髪の束の先端で突付き回される。
 それからすぐ、とっくに洪水状態の脚の間を確かめる程度に触れたあと、いきなり志貴は突き入れてきた。
「があっ!」
 二度目とは言え、衝撃と痛みに少しの間意識が覚醒する。だけどやっぱり二度目だからかすぐに慣れ、湧き上がる悦びに蕩けさせられた。両手で痛いほど乳房を揉みしだきながら猛烈に突いて来る。この様子からは、体が弱くてしょっちゅう倒れたりしてるなんて、とても信じられない。貫いて来る度に、一緒に体の中に何か詰め込まれているような気がする。
 私の自由な方の脚を志貴が抱え上げる。両足を大きく開いて上げさせられた、これ以上無いような屈辱的な格好。それさえも私の理性を奪い取る快楽を高める燃料だ。ソックスだけはきちんと穿かされたままで、余計に羞恥が掻き立てられて、また快感が加速する。


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「志……貴ぃ」
 だけど、縛られたままなんて言うのは嫌だ。
「これ、解いて……」
 なんとかそう口にすると、名残惜しそうにしながらも動きを緩める。初めは動きながら外そうとしていたが、上手く行かず、仕方無しに一度止まって縛めを解いてくれた。両腕に食い込んだ後が線になって残っている。胸や胴にも残っているんだろう。妨げられていた血流が元に戻ってどくどくと言っている。ほんとに、エーテライトをこんなことに使うなんて。
 ……ああっ。馬鹿だ、私。志貴に繋げたやつはさっきのままになってるのに。
 このままもう一度身を任せて悦びに浸ろうかとも思ったけれど、酷い目に遭わせてくれた志貴に仕返しをしたいって思いが中途半端な快楽の余韻さえ上回った。
「志貴」
 口調の鋭さに気付いたみたいで、目を合わせてきた。
「まったく、好き勝手にやりたい放題してくれやがりましたわね!」
「シオン?」
 戸惑った様子だ。
「覚悟しなさい」
 打ち込んであるエーテライトで志貴の体の自由を奪う。体が動かなくなって焦っているのも手にとるように判る。
 体を操って仰向けに横たわらせ、さっきの私みたいに万歳した状態に固定する。この期に及んでもやっぱりペニスだけは屹立したままだ。志貴の仕打ちを思い出し、髪を刷毛にしてさわさわと撫でてやる。
「変になりそうなほどじれったかったんですからね、胸」
 ほら、ここが感じるんでしょ? 志貴。
 感覚の中枢をハックして感度を高め、精密に愛撫する。
 精巣を弄り、ふーっと息を吹きかけながら、ペニス自体は髪の毛だけでしか刺激してあげない。弱すぎてむず痒いだけの感触のはずだ。
(シ、シオン、悪かったから、それは止めてくれー)
 口のきけない志貴が必死で思考を伝えようとしている。口だけ支配を解除してやる。
「どうしたいんですか、志貴?」
 意趣返しだと気付いたのだろう、真っ赤になりながら、志貴は言った。
「入れさせて……下さい」
「何をですか?」
 怒って束縛から逃れようとしながらも、言葉に出す。
「俺の……を」
 志貴の何ですか、と尋ねつつ、私は何処でこんなことを覚えたんだっただろうかと記憶を辿ったりしていた。
 結局1センテンス完全に言葉にさせながら、あまりにいやらしいこをと口にさせたために私のほうが恥ずかしくなってしまった。堂々とした素振りを繕い、志貴の上に跨る。ペニスの先端を私にあてがって、ゆっくりと腰を沈めて行く。一番下まで降りると、私は体の奥まで串刺しにされていた。指と髪で志貴の胸や乳首を擽り回してやりながら、体を上下させる。
 ああ、何て、淫らな、行為。
 さっきまで処女だった私が、上になって腰を使っているなんて。
 あちこち愛撫されながらだった今までと違って少しは余裕があるから、膣での感覚をしっかり味わってみる。私が動くと、ペニスの先端の張り出した部分が粘膜を抉るように刺激してくる。こんなところの筋肉を自分で動かせるなんて考えたことも無かったけど、締めたり緩めた足り出来るのが判った。
「シオン、もう少し……」
 速く。そう言いたいようだ。
「動けなくて口惜しい?」
 私もそろそろまた気持ちよくなりたくなって来たから、スピードを上げた。
「あっ。あはぁっ」
 自然に声が漏れる。初めは真っ直ぐ上下していただけだったのが、次第に揺すったり捻ったりすることを憶えた。筋肉の緊張の具合ひとつでも気持ち良さが種々に変わるものだから、どんどん複雑に腰を使ってしまう。
 本当に、何ていやらしいことをしているのだ、私は。
「シオン……!」
 志貴の知覚の入力を操作したままだから、今回ばかりは私が優位で、志貴はもう逝きかけているらしい。
「駄目」
 射精の中枢を制圧して逝けなくしてやる。今までよりもっと激しく存分に腰を揺すって、思うままに快楽を貪った。限界を超えているのに逝けない志貴が悲鳴を上げている。無視して、自分でクリトリスや乳首に指を這わせた。
「あ、ぁあ、ふあぁ……志、貴……」
 思わず名を呼んでいた。私もそろそろ逝きそうだし、許してあげましょうか。
 体の支配を解除すると、即座に起きて私を抱え込んだ。それから、こんな体勢なのに器用に下から突き上げてくる。
「志貴。志貴ぃ」
 二人で動くと予想がつかず、その上に胸や耳を愛撫されて、これ以上は無いと思っていたのに予想が外れた。射精の抑制も止めているが、ここに来て志貴は異常に強い。背筋を撫で上げる不慣れな感触に悶えて、今になって主導を奪い返された。やっぱり許さなければ良かったかとも少しだけ思いつつも、これだけ別次元の悦楽に叩き込んで貰えるならそれでよかったと思えた。
 強く抱き締められて、体が密着する。ぎゅっと力を込めて、志貴のものを締め付けた。指にも力が入り、志貴の背中に爪を立ててしまう。吹き飛ばされそうなほど強く突き上げられて、一気に達してしまった。ほとんど同じ瞬間に、私の中で志貴の弾けるのが感じられた気がした。抱き合ったまま唇を重ねて、余韻と汗が引いてしまうまで、舌を絡め合い、吸い、互いに唾液を飲み込み、時に歯をぶつけたりして、快楽を与え合っていた。

 キスを止めた後も、ずっと彫像のように抱き合っていたのだけど、やがてどちらからとも無く離れた。二人とも照れて黙り込んだまま、急いで服を着た。私の服装は変わっていて目立つとらしい。他人の目など少しも気にして来なかったから、そんなことも指摘されなければわからないのだ。
 今まで、他人から知識を盗み取ることに何の疑問も覚えず、それで充分だと思っていた。効率が良いのは間違いなく、その点では私の意見は変わらない。だけど、盗んだ情報を消化して血肉にするには、思考と計算だけでは足りないのだろうと今では思える。
 我々は頭脳の操作に特化し過ぎて、肉体のことをなおざりにして来たのかもしれない。体のことに意識を向けざるを得なくなったのは吸血鬼化のせい。なんて皮肉だ。
 ……志貴に抱かれたことも、肉体を意識する記憶になりそうだが。
「シオン?」
 声をかけられて、思考を中断した。
「そろそろ、行こう。工事の人も来る頃だ、会ってしまったら面倒だから」
「はい」
 急いで、敷地の外にまで出た。
「志貴。ワラキアに噛まれて以来、私は様々なものを失い続けていたようです。いや、ひょっとしたら遠い祖先からひたすら無くし続けてきたのかも知れない、我らが誇った技術の代償に。だけど、この街に来た甲斐はありました。幾ら理論と計算が優れていても、間違った前提から正しく展開したら、必ず間違った結論を得てしまう。それなのに、私は間違っていることを疑ってみなかった。貴方のような出鱈目な要素もあることは肝に銘じなければなりませんね」
「何だよ、俺はそんなに無茶苦茶かい」
「ええ。とてつもなく」
 もう一回だけキスをしようと言いそうになりながら、それは抑えて、手を前に出す。志貴は私の考えを汲み取って、握ってくれた。エーテライトなど無くても他人の思考が判る場合はあるのだ。それも、恐らく思いがけなく頻繁に。
 そして私は、もうひとつだけ非理論的なことを信じようとした。
「ここで別れても、私と貴方が友人で居られるなら、貴方が私を必要としてくれたとき、私はそれに応えられると思いたい。連絡の手段が無くても、私は貴方の元に現れることが出来ると。そう信じていることを、許してもらえますか」
「うん。俺も、シオンが俺を必要とする時には、何処に居たって押しかけてやれると信じていることにするよ」
 名残の尽きない手を振り払うように放し、眼鏡越しに瞳を見上げて言う。
「では、これで。お元気で」
「シオンこそ、いつまでも」
 そして志貴は、あっさりと立ち去った。
 背中を見送った後、私も歩き始めた。

 日が昇りきって、虚構の夜は完全に過ぎ去った。結局のところ、あの私の先輩たる錬金術師も間違っていたのだ。私などよりも遥かに優れた理論と計算能力は持っていたのだろうが、だからこそ、前提の過ちに気付かなかったのかも知れない。血を吸う魔物になりながら、志貴に会うまでの私と同じく、血肉にするための経験に欠けていたのだろう。
 初めてのことばかりで、この街でのことが身になるまでは時間が掛かるかもしれない。
 やるべきことを思うと気が遠くなりそうだ。だけど、今だけは優しい気持ちで居たい。
 手始めにこの街を立ち去るべく、私は改めて一歩を踏みしめる。
 初めて得た協力者、それと同時に友である人。それに、私の初めての――。この先会うことは無くても、約束は永遠だ。私達がお互いを必要とする場面など、無い方が良いのだから――
 一度だけ振り返って、西の空に消えた虚構の夜に手を振った。

<Fin>

 


 

 え〜。BBSや出入りしてるチャットでネタを募ったことろ、「ニーソックス、騎乗位、縛り、(髪の毛で)毛筆プレイ、シオン責め有り」なんて具合になりまして。どないせいっちゅうねん、と思いつつ書いた結果がこれです。
 ですので、表現についてはともかく、ネタは私の責任ではないのです(^^

 エーテライトについて、戦闘用とハッキング用が云々と言ってますが、縛ることを可能にするための嘘設定です。

 文中の素晴らしい挿絵は ASH さんに頂きました。ありがとうございます。

 

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