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「あ……あたしの足を、お、お舐めっ」
「ふふふ……そうか、翡翠、従順なメイドの密かな欲望は主に足を舐めさせることだったんだ」
「いえ、そのような……ことは……っ」
「へえ? じゃあ、今のは嘘? 主人に嘘をつくなんて悪い子だなあ」
「いえ、その……」
「嘘じゃない? なら、やっぱり足を舐めさせたいんだね?」
「そんなっ……いじわるです、志貴さま……」
「ふふ、良いじゃないか、俺が言わせたんだから……舐めて欲しいんだったら、だけどね?」
「それは……その……」
「あんなに翡翠は『駄目です』って言ってたのに、我侭言って足を舐めたりなんかしたのは、そもそも俺だろ?」
「い、いえ、嫌だったわけではありません……ただ、あのようなこと、申し訳なくて……恥ずかしくて」
「うん、それなのに何度もそんなことしたのは俺なんだから、翡翠が謝ったりなんかすることは無いよ」
「でも、志貴さま……」
「うん、言ってくれて嬉しいんだよ? 翡翠だって、して欲しいことぐらいあるに決ってるんだから、口にしてくれた方が嬉しい」
「そ、それでも……言っていい事と……」
「良いよ、翡翠が足を舐めて貰うのを気に入ったのは俺のせいなんだし、好きなことが出来てくれたのは嬉しい。あれぐらいの言葉を口に出来れば、普通に望みを言うぐらい、もう簡単だろ?」
「……」
「それとも、足なんて舐められるのは嫌でしょうがないのに、俺が無理に言わせちゃってる?」
「いえっ。それは……嬉しいです……」
「何が嬉しいのかな?」
「ですから……足を……」
「足を? ふふふ、何が嬉しいのかはっきり言って欲しいなあ、翡翠?」
「……いじわるです……志貴さまに、足を舐めて頂くのがとても嬉しいです……」
「そうか。じゃあ、いつもあんなに尽くしてくれる翡翠に、たまにはたっぷりお礼をしてあげないとね」
「志貴さま……あっ……ぁふっ……」
「でも、翡翠?」
「はい? ……ひぁっ、ん……」
「いじわるで、足舐めたりしてるんじゃないんだけどなあ?」
「え……あ、いえ、そのようなことを申し上げたわけで……はぁっ」
「ふふ……じゃあ、もう一回、言ってみて?」
「そ……はい……。志貴さまに……ぁん……足を舐めて頂けるのが、んくっ……。嬉しい、です……」
「そうか、えっちだなあ、翡翠は」
「そ、そんな……ふあぁ……」
「えっちな翡翠としては、こっちの足も舐めて欲しい?」
「……はい。申しわけ……ふぁうぅ……」
「認めるんだ、翡翠はえっちだって。うん、じゃあ、初めみたいに、言ってみて?」
「ん……あ、あたしの足を……こちらも、お舐めっ……」
「仰せのままに。翡翠様」
「ふぁうぅ……んんぁ……しき、さ、まぁ……」

 


 とまあ、このようなものを元に正式にSS化したのでした。

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©Syunsuke