MANU法典

憧月翁


 

 唐突に、おかしなことを言い出したのはライダーだった。
「士郎、バゼットの胸が気になりませんか?」
「はいっ?」
 気にならないか、と言われれば。そりゃ、スーツの上からでも疑う余地のないたっぷりとしたバストだ、気にならないわけもない。あれはもう、桜にも勝るとも劣らぬ、ライダーとも並ぶばかりのお見事な……いや、そうでなくて。
「いや、気になるって、どういう意味?」
「はい……士郎は、わたしの胸は気になりますか?」
 後から、ライダーが体を寄せてくる。背中に触れたこの柔らかな感触、位置からしてもライダーの胸に相違なく……っっ!
「ラ、ライダーッ?」
「いえ、士郎。そう言う意味ではなくてですね」
 瞬く間に俺の正面に戻ったライダーが、至って真面目な調子で言葉を続ける。
「バゼットが、人の身にあってフラガラックという神代の宝具の持ち主であるのはご存じですね?」
「ああ、あのソフトボールかボーリングの球みたいなの?」
 聞き返しながらも、ふにゅ、という感触の残響に背筋が今もぞくぞくしている。
「はい。あれを、普段は例の円筒形のケースに収めているようなのですが、どう見ても5つは入るはずなのです。しかし、バゼットは3つしかケースには入れていません」
 うん、確かに、見せて貰ったときには3つしかなかった。
「ですから、何処かに隠していると考えるのが妥当でしょう」
 妙なことを言っている。それはつまり、2つをバゼットが、その胸元に……。サイズ的には確かにぴったり。
 いや、でもそんな馬鹿なこと。
「いや、5つケースに収めた上で、あと2つを隠すとかならまだしも……?」
「なるほど、その方がありそうな話ですね。つまり、元々は7つ持っていたところ、2つは使ってしまったということです。やはり、あの胸に隠しているのは最後の切り札というところでしょう」
「いや、なんでさ?」

 押し切られて、バゼットの胸を検査するなんてことになってしまった。いや、バゼットが承諾したらだぞ、と言うところまではライダーと話を付けたのだ。それでバゼットに拒んでもらってこの話はおしまい、のつもりで。
 なのに。まさか、バゼットがそんなこと許すなんて。
「でも、何で俺が? ライダーがしてくれれば良いじゃないか、なあバゼット?」
 改めて、バゼット本人に助けを求めながら話を蒸し返す。
「いえ、私でなく士郎がやるべきです。士郎がこの屋敷の主なのですし、解析は士郎の得意とするところでしょう?」
「いや、解析ってったって、機械じゃないんだから」
 女の人の胸を解析する、なんて考えると酷くヘンな気分になる。
「構いません、存分に調べて下さい、士郎君」
「はいぃ?」
 ちょっと頬を赤らめながらも、冷静な調子でバゼットが告げた。
「士郎君に甘えてばかり居るわけにもいきません。この屋敷の全員に納得して貰うために必要なのでしたら、どうぞ調べて下さい」
「素晴らしい。ご協力感謝致します」
 必要なんか無いって言うより早く、何処かの警備員か何かみたいな調子でライダーが告げ、バゼットを羽交い締めしてしまった。バゼットは少し体を反らせる格好になり、余計に胸が強調される。シャツが張り詰めて、弾けてしまいそうだ。
 もちろん、弾けたら、中にはバゼットのバスト。
 つまり、おっぱい。
「ふふふ、役得ですね、士郎?」
「いや、だから、そういうこと言うならライダーがっ!」
 話が初めの方に戻ってしまい、一騒動。
 しかし結局、ためらいながらも受け入れた。
「早くしませんと、リンか誰か帰ってきてしまいますよ?」
 なんてことを言われちゃ、押し問答してる場合じゃなくなったんだ。
 そう、仕方なく。他に取る路も無く。不可抗力で。追いつめられて。まかり間違っても、遠坂が帰ってきたら自分がやるとか言い出すに決まっているからその前に、とか思ったわけではなく。決して、どうせなら自分でやりたいからとかじゃなくて。
 ネクタイは既に解いた。シャツのボタンも、必要なだけは外した。えい、とばかり気合いを入れて、左右にシャツをはだける。
 そこに現れたのは、人智を超えたおっぱいだった。
 イメージは、していた。それこそがたった一つ、俺に起こせる奇跡というもの。想像が現実に敵わないなんて理屈はない。
 しかし、バゼットの胸は、想像を遙かに越えて見事だった。
 ……バゼットの、おっぱい。
 大きい。ライダーと同じぐらいだとは予想していたし、事実その通りのようだけど、実際に見るとその迫力に圧倒される。しっかりとバストをホールドするブラジャーに包まれているのに、確かにフラガラックみたいに丸く張り詰めている。
 ……おっぱい。
「ほら、士郎……」
「あ、うん」
 熱に浮かされたみたいにシャツの中に手を入れ、背中にまわしてホックを外す。肌ざわりを知ったら動けなくなりそう、でも自動人形みたいに手が動き、ブラを剥ぎ取ってしまった。
 ……バゼットの、おっぱい。
「あ……」
 バゼットが、弱々しくも熱の篭もった声を出す。恥じらいは隠さず、でも嫌がるでもなく、まっすぐ俺を見ている。
 目を胸に戻すと、拘束を解かれたバストがその真の姿を見せていた。
 ……おっぱい
 これが、フラガラックだなんてあり得ない。
 ……これは、おっぱい
 でも、宝具でこそなくても、宝物には違いなかった。
 ……おっぱいおっぱい
 活動的な女性にもかかわらず、バゼットの肌は処女雪のように白い。生命力に満ちた輝きは俺の眼をくらますばかり、滑らかな丸さは第六次元まで転がっていきそうなほど。中心には、ピンク色の貴石。
 ……おっぱい。おっぱい。おっぱいっ。
 綺麗とか、いやらしいとか、そう言う次元じゃなかった。
 ……おっぱい。
 筆舌し難い。
 ……おっぱい。おっぱいっ。
 欲情が湧く。
 ……おっぱい。おっぱい。おっぱいっ。おっぱいっ!
 一ミリも目を離せないでいるうちに、ますます魅入られていく。あまりにも美しく、もはや神秘の域。蝋燭の火に飛び込む羽虫のように、蟻地獄に嵌ったように、ただ墜ちていく。
 ……おっぱい。おっぱい。おっぱいっ。おっぱいっ! おっぱい。おっぱい。おっぱいっ。おっぱいっ!
 それは、呪いにも近い密度の魅惑だった。
 ……おっぱい、おっぱい、おっぱい、おっぱい、おっぱいおっぱい、おっぱいおっぱいおっぱい、おっぱいおっぱいおっぱいおっぱい、おっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱい、おっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいっ!
「士郎? どうしたのです?」
「!」
 ライダーの声に、我に返る。
 ……今のって、いったい?
 もの凄く、碌でもない言葉の羅列で頭の中がいっぱいになったきがする。いや、むしろ、おっぱいに。おっぱいでいっぱい。
 おっぱい? おっぱいっ!
「バゼット、士郎に何かしたのですか?」
 ライダーの声が険しいものになっていて、はっとする。あからさまにバゼットに敵意を向けている。いや、この気配は俺や桜を守ろうとして戦闘態勢の時に似ている。
「いえ、何もしていません」
 バゼットは単純に戸惑った様子だ。
 ライダーはバゼットを床に組み伏せ、両肘を掴んで胸元を凝視する。
 バゼットのおっぱい。羞恥のせいか、ふっくらとした膨らみは淡く桃色になっている。先端に咲く乳首はもう少し赤い。横から見ているだけでも、しゃぶり付きたくて涎が湧いてしまう。おっぱいに。
 ……おっぱい。おっぱいっ。おっぱいっ!
「……おそろしい」
 ライダーが呟く。
「ライダー、何か判った?」
 こくん、と唾を飲んで尋ねる。
「はい。これは、マニューです。」
「マニュー?」
「はい、Mystically Alluring kNockers ; Ultimate、略してMANUです」
 ええと。神秘的に魅力のある……ノッカーズって何だ?
 もっと英語勉強しないと、なんて思わされている俺を余所に、ライダーはまだバゼットを問い詰めていた。
「バゼット、本当に何もしていないのですか? 図ってこの身に刻んだのでなければ、生まれつきなのですか?」
 バゼットの返事は要領を得ない。MANUなるものが何であれ、バゼットの知るところには無いと見えた。
「ライダー、MANUって何だ? 身に刻むって、魔術刻印に似たようなものか? マトゥーなら聞いたことあるような気もするけど、刺青に魔力を込めたやつ」
「魔術刻印とはちょっと遠いですね。士郎、もう一度、意識をしっかりともってバゼットの胸を見て下さい」
 胸を覆っていたバゼットの腕を、ライダーが退けさせる。何か、もの凄く悪いことをしてる気がしてくる。女の人の胸を見るのが悪いってことは無いかも知れないが、同意あってこそだし、今の状況は同意と言っても選択の余地は与えなかったに近いし。
 そういう真面目ぶったことで頭を冷やしながら、言われるままに再びバゼットの裸の胸に目をやる。見るのが嫌だなんてことは全然無いんだし。
 ……おっぱい
 美しい。
 あらためて、世界の神秘のごとく美しい。
 時間はこの瞬間のみ永遠となり、生涯眺めていたって、飽きることなど無い。この美乳なら、たとえ地獄に落ちようと、鮮明に思い返す事ができるだろう。
 そう、この乳を好きに手にし、揉みたて、味わい…………
 ……おっぱいおっぱいっおっぱいっ
「士郎っ」
 再び、ライダーの声に意識を取り戻す。
「間違いありませんね。こんなもの、伝説に過ぎないと思っていました。流石は神代からの宝具を受け継ぐ伝承保菌者です、宝具の他にこんなものを」
「……えっと、MANU?」
「はい。見る者を惹き付けて止まぬ、男性ならば、尋常の努力ではその魔性からは逃れられない。女のわたしにさえ影響を及ぼしているほどです。目にした者を幻惑し、触れようものなら永遠に虜にされかねない」
 ……ええと。MANUって。
「そう、日本語で言えば、奇しくも同じ発音でマニュー、魔眼ならぬ魔乳です。それも、ultimateと冠するに相応しい、恐るべき力を持った魅了の魔乳です」
「ライダー……真面目に言ってる?」
 しれっと突拍子もない冗談を仕掛けてくることがあるから油断はできない。しかし、ライダーの調子は変わらない。
「もちろんです。士郎、バゼットの胸はとても魅力的なのでしょう?」
「それは……うん……」
 ちら、と目をやっただけで確実に意識の芯を掴んでくる。
 ……おっぱい。おっぱいっ。おっぱいっ!
「では、それが動かぬ証拠というものです」
 ライダーが俺の眼を塞いで気を反らせてくれる。
「いや、ライダー、例えばライダーの胸にだって俺は途轍もなく魅惑されるに決まってるし……」
 馬鹿なこと口走っていると気付いたときには遅かった。ライダーの胸が気になってしょうがないことぐらい、本人も判っているだろうけど、こんなにはっきり口にしたことなんて無かったし。無くて幸いだけど。
「そう来ましたか、士郎。魔乳だなんて信じられない、と言うのですね?」
 顔を伏せ、斜めに上目遣いで悪戯にライダーが笑いかけてくる。
「いや、俺は初めて聞くから……」
 一瞬、思案する様子を見せたライダーは、やがて得心が行ったとばかりに顔を上げる。
「ますます役得ですね、士郎」
 役得?
「ライダー?」
「はい、だからわたしの胸あたりとの違いを調べなければならないと、こう仰りたいのですね?」
「いや、待て、ライダーッ?」
 制止は届かず、上があっさり裸になり、残っているのはブラジャーだけ。訳が判らないまま、やっぱり、裸身に目は釘付け。
「わたしの胸など愛して下さるのなら嬉しい限りですが、やはり魅了の魔乳とは比べるのもおこがましいものに過ぎないことを判っていただけるかと」
 ブラを外さなくても、畏敬の念に打たれるような双峰。やっぱり、バゼットとライダーはほとんど同じぐらいの豊かさ。二人とも肌は白いけど、アイルランドとギリシアの日差しの違いなのか、ライダーの体は真夏の光を思わせる。
「士郎、わたしのブラは、手ずから外してはくれないのですか?」
 言われて、さっきはバゼットのブラを俺が外したのを思い出す。何かに付け理屈立っていないと思いつつ、魂の根っこを掴まれたように手が自動運動してる。気が付けば、僅かな布地をライダーの胸から剥ぎ取っていた。簡素ながらも生地は純白、なのに、どうかして、ライダーの肌の方が白く思える。自ら光を放って見える。
「……見て下さい、士郎……」
 こんな誘いを女神から受けて、人の身に耐えることなど叶うものか。初め手で隠したのは、むしろ、じっくりと意識して見せつけるためだったんだろう。
 綺麗だ。
 そんな、月並みな言葉しか出てこない。その姿を語る言葉を俺は持っていない。
 紛れもなく、欲情している。だけど、同じぐらいに畏怖されて、手を出しかねた。二つ並んだ白亜の峻峰、その頂にはそれぞれ桃色の宝珠が置かれている。古来、数知れぬ男達を引き寄せ、されど踏み入れれば決して生きて帰しては貰えぬ聖なる山。
 しかし、聖域の主が許しを出す。
「ほら、触っても良いんですよ、士郎……」
 頭蓋骨の中に直接響くような声に誘われ、おずおずと手を伸ばす。でも、指先が触れた途端に我慢も何もあったもんじゃなくなって、思いっきり掴んだ。
 ライダーを床に組み伏せて、馬乗り。いや、受け入れてくれただけの話。露わな胸を両手で鷲掴みにしている。だけど、少しも責めている気がしない。掌に触れる肌は、あまりに柔らかくて力を込めたら裂けそう。だけど手を引くなんてできない。幸いライダーの胸は張り詰めて滑らか、少々の乱暴ぐらいは受け止めてくれる。
「大丈夫です。したいようにして下さい」
 ライダーの甘言が耳から脳天に達し、背筋を通って臍の下にまで届いている。
 止めろと言われたって、指を止めるなんて無理な相談。神経を冒されて操られている気がする。快楽中枢まで直結されて、ただ豊かな双峰を揉んでいるだけなのに、体中で快感を覚えている。撫で回したら、官能に手が痺れる。
 ぐりぐりと揉みまくられて、ライダーの胸は次々に形を変える。象牙の肌が上気して赤い。指で無数に刻んでしまった薄赤の痣が痛々しく、爪痕もまた多数。なのにそれさえ俺をぞくぞくさせている。綺麗だと思ってしまう。その美の具現を両手で蹂躙する快感と言ったら。
「んふっ……素敵……」
 ライダー自身も、むしろ悦んでいるのだ。
 熱い。責め苦を受けて乳房は熱を持っている。その熱さに、更に火が入る。揉みしだかれて、ねっとりとした柔らかさがいっそう感じられる。だけどどうにも屈服しない弾力。そんなことになったら残念に違いないのに、トロトロになるまで揉んでやりたい。
「んぅ……ぁん……」
 ようやく、乳首を放置しているのに気付く。ただ乳肉の手触りが気持ち良くて、そんなことも忘れていた。とっくに尖っていた肉色の乳首、摘んだら捻り潰してしまいそうで、ともかく掌をあてる。
「あふっ」
 掌をくすぐる乳首の感触。まだ堅くなるみたい。やっぱり我慢できなくて摘む。取っ手代わりにして、ぷるんぷるんおっぱりを揺すってみる。谷間が開いたり閉じたりして、それが訳も判らず欲情を誘う。
「うふふ……」
 笑いに誘われて谷間に顔を埋めようとしたら、止められた。
「いや、そんなっ」
 ここまで許しておいてそれはないだろ、なんて思わず文句を言ってた。
「ほら、士郎、そろそろバゼットの胸の検査を……」
「あ、ああ……」
 なんのことだか未だよく判らないまま、ライダーの胸に溺れた快感に陶酔したままバゼットに向き直る。すっかり戸惑って、途方に暮れた様子だった。
「ごめん、何か、訳の判らないことに……?」
 言いながら、バゼットの胸に目をやる。さっきみたいな一目見ただけで頭の中がいっぱいになるほどの魔性は感じない。さっきには一目でいっぱいになった。いっぱいに。おっぱいで。
 ……おっぱいおっぱいっおっぱいっ
 いや、やっぱりなってるっ?
「わたしに触れたことが少しは耐性になれば良いのですが……御武運を、士郎」
 武運を祈られながらおっぱいに触れるなんて、魔法使いでも予想するまい。
 手を伸ばし、触れる。
 ……おっぱい。おっぱいっ、おっぱいっ!
 まるで電撃。指先から快感が迸って全身が震える。
 それでも尚、力を込めて手で掴んだ。
 腕が破裂しそうだ。本当に破裂してしまいそうだと、あり得ない危惧を抱きつつ手が止まらない。恐ろしく思いながらも魅了されてる。
 両手で掴もうとして、
「士郎、いきなりそれは危険です!」
 ライダーに止められた。更には、その手を自分の胸に導いてくれる。
「少しは、流されないための依り代になれば……」
 結局、両手で二人の胸を揉み比べる。
 ライダーはあんな風に言ったけど、甲乙のつくものじゃない。元来、どちらも人の身に触れることの叶うことなき神秘のおっぱい。手を触れるその快感なら、いずれ、初めから俺の知覚の限度を超えている。ライダーの胸が快感と共に俺を包み込んで癒してくれる生命の泉なら、バゼットの胸は快楽の代償に俺を吸い尽くして乾涸らびさせる魔の泉。その快感に、種類の違いこそあれ、上下など無かった。
「あんっ……士郎君、ゆっくり……」
 バゼットが声を上げてる。でも、ゆっくりとなんて揉めない。優しくなんてしていられない。圧倒的な彼我の力の差を前に、そんな余裕はない。両手で、揉む。撫でる。揺する。いつのまにか、ライダーの警告も忘れて両手でバゼットの胸に挑んでいる。
「大丈夫です」
 ライダーが、背中から抱き付いてくれている。服を捲り上げられた背中に押し潰されたライダーのおっぱい。その優しい感触を寄る辺に、バゼットのおっぱいに立ち向かう。
「あふっ……んっ……」
 その柔らかさに、蕩ける。
 その温かさに、溶ける。
 肌の滑らかさに、声が滑る。淡い香りが脳天まで貫く。弾力に、心弾む。舌触りがねっとりと美果。熱くてすべすべした肌が顔を包んでくれる。やっぱり組み伏せているんじゃなく、五体倒地で賞賛してる感じ。この肢体の上になら、幾らでも身を伏せよう。汗で頬が胸に貼り付く。吸いついて離れないみたいで、離れなくて良いなんて思う。匂いで胸を満たされ、肺から血管に流れて内側から快感に溶かされる。
「あぁ……んふ、ぁ……」

 ……初めは、おっぱい。手を出せ。触れ。ぷにぷに。好きにして良い。掴め。やわらかい。味わえ。撫でろ。しゃぶり尽くせ。キスマークを付けろ。揉みしだけ。美味しい。突っつけ。ぽよんぽよん。抓め。あたたかい。おっぱいおっぱい。震わせろ。お前のものだ。顔くっつけろ。つんつんしろ。吸い付け。かぷっと行け。匂いを嗅げ。舐め回せ。歯型を刻め。喜ばせてやれ。むにゅむにゅ。指を食い込ませろ。唇を付けろ。ぺろぺろしろ。思うまま楽しめ。おっぱいおっぱいおっぱい。埋もれろ。可愛がれ。甘い。指跡をを印せ。頬ずりしろ。ぷるんぷるん。挟め。擦りつけろ。くすぐれ。揺らせ。ちゅーちゅーしろ。溺れろ。食べてしまえ。おっぱいおっぱいおっぱいおっぱい。芳しい。爪痕を残せ。蕩けろ。どろどろにしてやれ。逝かせろ。指で逝かせろ揉んで逝かせろ。唇で逝かせろ吸って逝かせろ舌で逝かせろ舐めて逝かせろ。掌で逝かせろ撫でて逝かせろ爪で逝かせろ摘んで逝かせろ■で逝かせろ■■■て逝かせろ■■■て逝かせろ■■■て逝かせろ! おっぱいおっぱい■■■■おっぱいおっぱいおっぱいっ■■■■! おっぱいおっぱいおっぱいおっぱい■■■■おっぱいっ、おっぱい■■■■おっぱいおっぱい■■■■おっぱいおっぱいっ!

「はうっ?」
 あまりの快感に息もできず、本当にバゼットの胸で溺死するところだった。魂の捕らわれる離れがたい魅惑が一瞬緩んで、その隙に辛うじて振り切り、顔を上げた。やっと文字通り一息つく。
「ん……」
 人心地ついて、なんか気持ち悪くて、パンツの中が濡れているのに気付く。それも、べとべとしてる。
 ……ってことはつまり。
「はは……」
 顔が火のように熱い。バゼットの胸を揉んで舐めて吸って撫でて頬ずりして……るうちに、射精していたらしい。何の刺激も与えてないのに逝くなんて、流石に恥ずかしい。でも、あまり気持ちよくて。
「ふふ、士郎?」
「はうっ?」
 見透かされた?
 と焦ったけど、そうでもないらしい。
「士郎の勝ちですね。バゼットを御覧なさい」
 言われて眼を向ければ、バゼットも仰向けで息絶え絶えって様子。
「士郎君……凄かったです……」
 声が蜂蜜。眼つきが溶け落ちている。肌を朱に染め、汗で濡れている。
「魔乳を相手にして、ちゃんと逝かせたのですよ、士郎。大したものです」
 なんか、褒められてるのか馬鹿にされているのか未だにわからない。しかし、たとえバゼットを逝かせたのが本当でも、これは勝利とは言えない。
「いや、ライダー、これはせいぜい引き分けだ」
「引き分け?」
「ああ」
 バゼットにオーガズムを与えていたのだとして、俺も逝ってしまっている。これは相討ちだろう。
 ……正直、そんなことに拘る必要は金輪際無いと思う。ただ、魔乳に勝ったとか賞賛されてもその、何のことやら。
「そういうことですか。では士郎、是非次こそ決着を」
 言いながら、さっさと俺のベルトを解こうとする。
「いや、ライダーっ?」
「魔乳と闘うのなら、やはり男性にとっての究極の武器はここですから」
 冷静に、俺の制止なんて何処吹く風、とっととパンツまで脱がされてしまった。
「恐ろしい。確かに士郎を射精に追い込んでいたようですね」
 逝ったばかりな上にまじまじと見られて、流石に萎えてる。放った精でどろどろ。
 ライダーさん、もう許して下さい。
「バゼット?」
 俺の祈りはどこにも届かず、ライダーの呼びかけにバゼットも律儀に応えている。
「その魔乳で士郎と再戦する気概はお有りですか? 今度は士郎の男性自身と対峙して頂くことになります、先程よりもなお厳しい勝負が予想されますが」
 だから、ライダー、一体これって何の勝負さ?
「いや、やっといて今さらだけど、こんなのタダのセクハラみたいなもんだし、そんなことしなくても……」
「いえ、望むところです、士郎君。しかし、今度は私の方が攻める番ですよ?」
「いや、バゼット?」
 今さっきは絶頂のせいかぐったりしてたのに、もう戦闘態勢バリバリって気配。まったく、シャツの前をはだけておっぱい丸出しでもそのオーラが出せるのは流石だ。
「当然のことです。およそ、勝負と名の付くことを半端に済ませることなどできません」
 それ、何か違うーっ?
 絶対騙されてるぞ、バゼット。
 しかし、これじゃ、俺が負けを認めるとか言ったって絶対納得しないだろうな。
「……それとも、士郎君」
 声の変化に目を上げたら、表情もオーラも一変していた。さっきまで堂々と誇示していた裸体を両腕で包み、頬を赤くして、ぽつぽつと言葉を紡ぐ。
「……もう、私の胸になど興味は無くしたのですか? 触れたくも無いのですか?」
「そんなことはないっ、嬉しいに決まってるっ」
 って、俺、またなんてこと言ってんだっ?
「では宜しいですね。ふむ、少し士郎のものを綺麗にしておきましょう」
 さっきから事態を明後日の斜め上に突撃させていく元凶が、独り鞭を入れ続けている。
「素敵ですよ、士郎」
 股間に覆い被さって、ライダーは迷い無く俺のものに口を付けた。
「はふっ?」
 ぬるん、ぬるん、と舌が這い回り、唇が挟み、あちらこちらと吸い付かれる。あっという間に熱く、硬度を取り戻してしまった。
「しっかりと士郎の味がしますね」
 さきっぽを咥え、さっきの射精の残滓を全部吸い出された。
 ごっくんと喉が動くのを目にして、体の何処か、びくんと震えた。お陰様で、こちらもがっつりギンギンに戦闘態勢。
「では士郎君、お覚悟を」
 バゼットも、再び戦闘機械の気配に戻っている。返事をする間もなく、胸で俺のイチモツを挟んでしまった。
「んっ……くぅっ」
 痺れるような快感。何が起こっているのか、理解の外。
 おかしい。幾らなんでも、むにゅって包まれただけでこの快感ってのはおかしい。やっぱり、魔乳なんて馬鹿話も出鱈目ではないというのか。
「行きますよ?」
 しかし、バゼットは動き始める。あの大きなおっぱいに両手を添えて、更に強く挟み付け、体を揺すり始める。
「はぅうっ、くはぁ……」
 二、三度も擦られただけで、いきなり弾けさせてしまいそう。でも、バゼットがそこで止まって、耐えられた。ゆっくり、舐めるように、バゼットの柔らかで張り詰めた俺のペニスを取り囲んで撫でつける。
「あぁ……しろうくん……」
 急激に、バゼットの様子も変わっていく。快感に耐えかねる風情、向うが攻めているのに。
「んんっ、きもちい……」
 自分で抑えが効かない調子。両手でおっぱいを揉んでいるのは、俺への刺激以上に、自分の快感のためみたい。乳首に指を届かせて、弄る。すぐに堅く尖るが見える。
「ふぁうぅ……あん……」
 その熱が伝わるみたいに、俺の方にも性感が流れてくる。
「魔乳の副作用でしょう。バゼットのバストは異常に感じやすいようです」
 ライダーの言葉、耳には届いたけど意味は解していなかった。
「がっ、くぁ……」
「んっ、ひゃうっ……ぁふ……」
 酔いしれたように、バゼットは耳まで赤くしながらパイズリしてくれる。恥ずかしいけど気持ち良くて止められないみたいに。羞恥に染まりきった頬なんかが、酷く愛らしく思えた。
「ん……」
 くにゅくにゅと押し潰され揉みしだかれて形を変えるおっぱい。綺麗で、やらしくて、見てるだけで逝ってしまいそう。なのに、それは俺のものを捕まえて、呑み込んで、しゃぶり尽くそうとしてる。
「はっ、く……」
 休み無く手を動かし、次々と触れ方を変えてくれる。そのせいで、ちっとも慣れたりしない。いつまでも、快感の鮮烈さが衰えない。
 バゼットは、ますます夢中。ますます羞恥に溺れ、余計に激しくなるみたい。自分で気持ち良すぎて、人前で自慰してるのと変わらないのだろう。
 駄目だ、見てるとヤラレる。体を後に倒した。助けを求めるみたいに、知らず両腕をばたばた。
 ぐにゅ、と何かに触れた。あたたかくて張り詰めた気持ち良い感触。見れば、ライダーの脇腹を掴んでいた。
「そうですね。手を貸しましょう、士郎」
 と、俺に、頭の上の方から覆い被さってくる。さっき服を脱いだまま、おっぱいが重力に程よく引かれて、いかにも優しく柔らかに震えている。
「っと、手を貸すってっ」
 それじゃ逆効果。いや、バゼットに手を貸すのか?
「いや、ここは胸を貸すと言うべきところですか」
 いいけど。
 胸が降りてくる。期待してしまう。何をって、さっきは許してくれなかった、ぱふぱふ。こんな時でも、目は乳首ばっかり追っている。ライダーの良い匂いがする。ほっぺたに当たるだけで官能がスパーク。
 ぷるんぷるん。
 興奮して、バゼットの愛撫が余計に気持ち良く。でも、気が逸れるのか、射精感はちょっと鎮まる。おかしい、もう逝ってそうなのに。
「ひっ」
 亀頭に受けた、濡れた感触。ちろ、ちろ、と続く。次第に大胆になる。
「ちょっ、それ、はんそ……くぅうっ」
 くわえ込んで、舐めてくれる。もちろん、イチモツはおっぱいに挟まれたままで、揉み込まれて、バゼットと同じだけは官能。フェラとパイズリとで快感が自乗。
 唇を噛む。臍の下の方に力を溜める。それでも、侵入を止められない。おっぱいの魔力に犯され、官能に堕ちていく。
「はふっ」
 諦め掛けたあたりで、ライダーに目も口も閉ざされた。ライダーのおっぱいに。
 一瞬、意志を取り戻す。温もりと香りに一気に清められる思い。でも、ライダーのおっぱいだって快楽の泉。穏やかな海に浮んでいるみたいな安らぎ、それを上回る淫らな陶酔。
「んぁんっ……私……っ」
 蕩けきったバゼットの声。
「あと一息です、士郎」
 両手をライダーの胸に添えた。思いっきり、揉む。ライダーのおっぱいの官能でバゼットのおっぱいの性感を忘れようとする。
 でも、そんなこと、できるはずもなく。
 俺にしても、ただ気持ち良くて止まれないだけ。
 まだ達していないのが恐ろしい。いい加減、放ってしまわないと、激しすぎて内蔵まで吐き出しそうな気がする。
「士郎君っ、これは、どうですか?」
 何をされたのか。信じられないことに、また別次元の快感。もう、体の中が無限の射精に向けて全部液化していそうだ。
「士郎、大丈夫ですか?」
 乳首で擦られたのだと、ライダーが教えてくれる。
「駄目……かも……」
 気持ち良くて死んでしまいそう。それも射精前に。そんなの、恨めしくて化けて出そうだ。
「では士郎、もっと本気で援護します」
 そう言って、ライダーは顔から胸を放してしまった。
 名残惜しむ間もなくイチモツからもおっぱいの感触が無くなる。見れば、ライダーがバゼットを座らせている。バゼット、気持ち良いのを中断されて、駄々をこねるみたいに抵抗してる。
 俺だって、そうしたい。
 ライダーを恨みかけてたら、そのライダーはバゼットに正面から抱き付いた。そのままキスしてしまう。背格好が同じぐらい、おっぱいの豊かさ加減も同じぐらい、そんな二人が抱き合って、口付け合っている。
 地獄めいて美麗、天国めいて淫猥。
 吸い合う唇の間に唾が糸を引いていた。
「士郎。ここに、いらっしゃい」
 バゼットの腕を掴んで、上げさせる。二人の腋が露わになり、それ自体も人を食う罠のように蠱惑的なくぼみの下で、押し潰し合うおっぱいが体の横にはみ出している。くにゅ、くにゅ、って体の動きに合わせて蠢いている。二人、ちょうど良い高さに合わせてくれている。
 そこに。
 つまり、そこに突っ込めと。
 ふたりのおっぱいの間にイチモツを挟んで突いたり引いたり揺すったり回したりして楽しめと。
 死ぬほど欲情して、中断された快感に臍の下の器官が吼え立てているのに、ためらった。
 そんなことしたら、気持ち良くて死んでしまいそうで。魂まで砕けそうで。
「さあ、士郎?」
「士郎君、構いません、どうぞ」
 再び誘われて、腹を括る。この命、ここで尽きるとも悔いることなどあるものか。
「うん……」
 呻きながら、体を寄せる。腋の方から、二人のおっぱいの間に矛先を突き付ける。触れただけで、いきなり先走りを漏らしてしまう。もういつ終わっても不思議じゃない、休まず、息を止めて、突き入れる。
「ああっ」
 バゼットが嬌声を上げる。これだけでバゼットが気持ち良いってのはやっぱり不思議、ライダーが副作用とか何とか言ってたっけ。
 シロップみたいにトロトロと滑らか、そのくせ吸い付く肌。空気も漏らさないほどぴったりと包んでくれる二人のおっぱい。押し潰されそうな圧力。
 堅くてコリコリしてるのは乳首。
「んんっ」
「ひゃふんっ」
 乳首に擦られ、まるで電撃。それは向う二人も同じみたい。突ききった先端は、向うから寄せてくれた方の膨らみに当たってる。
「うぅあっ」
 退くのもまた、熾烈。おっぱいがペニスを掴んで放さないのか、なんとも刺激が強い。こんなに擦れてるのに、少しも痛くもなくて、どの神経も官能しか受け取っていないみたいだ。
 再び、突く。とっくに飽和してたはずの性感が限度を超えて高まる。二人の肌に手を触れたら、回路を短絡させたみたいに無限の増幅。
「ひっ、……くっ」
 腹の奥が沸騰してる。
 溶岩みたいに熱く融けてる。
 記憶を飛ばすような快感のなか、それでも最後の時を理解した。幾度越えたか判らぬ設計限界、セーフティも全てオフ。行き着く先は自壊のみ。それでも躊躇うこともない。
 ここで逝きたいって思ったことは、間違いなんかじゃないんだっ……て。
「ふぁあっ……しろう、くん……私っ」
「士郎……」
 名を呼ばれて、それが嬉しくて、起爆剤。
「バゼット……っ、ライダーッ」
 腰を振る。擦り切れよとばかりに。神話の女二人を相手に、衛宮士郎のこれが限界。
 噴火した。皮だけ残して何もかも吐き出しそうなほど、激しく。どくんどくん、イチモツを破裂させるばかりに。
 呼吸もできない、心臓だって止まりそう、そんな快感。
「んあぁあ…………かはぁ……」
「ひぁっ……あぁ……」
 ほとんど同時に、バゼットとライダーも行き着いたらしき声を上げた。
 それでもまだ、腰を動かしていた。二人の胸の間に、ペニスを突き続けていた。その間中、快感は止まなかった。自分の吐き出した粘液で二人が白くベトベト、それでもまだ射精が続いている。ぐちゅぐちゅと胸の間で音がしている。
「はああっ」
 貧血したみたいに目の前が暗くなる。なんとか踏みとどまって、座り込んだ。
「……バゼット、今、何か……」
 支え合うように抱擁の姿勢のまま、ライダーが何か言っている。
「流石です、気付かれてしまいましたか」
 醒めやらぬ余韻に身を委ねたままの調子で、それでももう、対話は明瞭。
 俺はぼんやりと聞きながら、バゼットの首筋に紅いものが付いているのを見つける。ライダーが口元を指で拭っているも、見てしまった。あまつさえ、ライダーが俺に向かって片眼を瞑るのも。
 ……ひょっとしてライダー、伝承保菌者なバゼットの血を舐めてみたかったのか。うん、見なかったことにしよう。
 いや、見なかったんだ、そう俺は何も見なかったっ。
 自己催眠のように反復していた間にも、素知らぬ様子でライダーはバゼットと話を続けている。
「直接触れ合っていなければ、見逃すところでした」
「いえ、いずれ判ったでしょう……サーヴァントの貴女なら、ですが」
 二人の話が、やっぱり判らない。バゼットが口惜しそうというか残念そうな調子だってこと以外。
「ごめん、何の話?」
 声を掛けると、バゼットがこちらを向いて微笑んだ。どこからどう弾けたのやら、そこにも白いものがいっぱい付いている。胸のあたりなんかは、塗りたくったみたいに粘液まみれ。
「宝具です」
「宝具って、フラガラック?」
「いいえ。これは、私の宝具ではありません」
 言いながら、バゼットは左手を閉じ開きして見詰めている。
「偽り写し示す万象(ヴェルグアヴェスター)。本来、サーヴァントがその身に受けた損傷を相手にも返す呪いのようなものです。今回はそれをねじ曲げて、私が受けた絶頂感をお二人にも押し付けたのです……その程度の応用は効きますので」
「とすると、あなたが先に逝った、つまり負けということですね?」
「……そうですね。判ってしまった以上は負けを認めましょう」
 説明されたって、ライダーが気付かなかったら勝ちにしてしまうつもりだったらしいことしか判らない。そもそも何が勝ち負けなのか判らない。いやそれより、バゼットはサーヴァントなんかじゃないのだし、いきなり矛盾している。伝承保菌者って言ったって、そう何種類も宝具を持ってるわけはない。
「でも、なんでバゼットがそれを使えるんだ?」
 問い返す。バゼット、束の間、また左手を眺めていた。
「……色々と複雑なのです、その点は」
 短い言葉にこもった郷愁に、聞き出そうって気を失った。
 しかし、ライダーはやっぱり、俺よりはクール。
「いったい何のサーヴァントなのですか? そのような宝具を使うとは」
 やっぱり、少し返事をためらった。だけど、教えてくれた。
「イレギュラーなクラスです。復讐者(アヴェンジャー)のサーヴァント。真名は……」
 軽い口調ながら、背負った空気が一変する。裸で精液に塗れたままでも、そこにはやはり、英霊の名を口にする魔術師としての重みが載っていた。お互い、こんな格好だけど、せめて俺も心して聞こうとした。
 一呼吸の沈黙の後、バゼットがその名を告げる。


「―――“この世、全ての乳ふぇち(アンリマニュー)”―――」


 ……おっぱい。おっぱいっ。おっぱいっ!

/MANU法典・了

 


 えー。普通に3Pを書くはずだったのにこんな事態になったのも、全てアンリマニューの仕業です。仕方ありません(゚∀゚)

 あと、これぐらいのフォント弄りは構いませんよ、ということで。
 こんなのを作ったりもしたのですが、流石に使うのは止めましたw

 ところで、魔乳ってこんな意味の言葉なんだそうです。お節介のついでをすれば、Knockersはこんな意味、Manu法典はこんな意味

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